介護現場の仕事は、大きく分けて身体介護と生活援助の2種類です。ただ身の回りの世話をすればいいというものではなく、利用者さんの気持ちに寄り添って自分らしく生活できるように補助することが求められます。
身体介護とは、利用者さんの身体に直接触れる介助サービスのことで、食事介助、入浴介助、排泄介助、就寝介助、移乗介助などが該当します。食事介助では利用者さんの状態に合わせた食事の用意や、誤嚥を防ぐことが求められます。入浴介助は自力で入浴できない人をサポートすることで、利用者さんの状態に合わせ清拭や部分浴を行います。
一方、生活援助とは利用者さんの身体に直接触れない生活を援助するサービスで、掃除、洗濯、ゴミ出し、ベッドメイクなどが該当します。介護現場で洗濯をする時は、食べこぼしや排泄物の汚れを落とす必要があります。
介護職のやりがいは、社会貢献ができることや利用者さんの役に立てることです。高齢者が増加する日本において、介護職で働くことで社会の役にたっていることを実感できるでしょう。また、利用者さんやその家族から直接感謝の言葉をもらえると、より一層やる気がでるでしょう。
介護現場で直接利用者さんと関わることはやりがいのある仕事ですが、大変なことも多いです。介護の仕事で大変なことは、体力を必要とすることや日勤以外に夜勤や土日出勤があること。
介護現場では、利用者さんの身体を支えたり入浴させたりと、体力を必要とする場面が多くあります。初めは大変ですが、経験を積むことで負担を軽減できるでしょう。
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